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院内設置型AI(医療機関向け)

病院・クリニック向け院内設置型AI

院内のサーバーで動作するAIを提案・構築します。音声、書類、診療関連のデータは原則として院内で処理し、電話対応、保険書類、相談記録といった繰り返しの作業の負担軽減に役立てます。

日々の院内業務に使えるAIモジュール

ここで紹介するモジュールは、公開されている歯科医院の事例(DRSOFTが構築したものではありません)を参考にした提案です。スタッフの時間がかかっている業務を選び、個別に導入できます。

  • 電話対応・通話要約

    院内電話交換機(PBX)と連携して通話をリアルタイムで文字起こしします。通話終了後に、目的・緊急度・対応事項を整理してスタッフの画面に表示します。

  • 保険・請求書類の読み取り

    支払明細、FAX、スキャン書類をOCRで読み取り、内部記録と1行ずつ照合します。一致した行は確定し、相違はスタッフ確認用にまとめます。

  • 院内統合検索

    通話記録、メッセージ、書類、マニュアルを自然な文章でまとめて検索できます。回答には出典リンクが付き、閲覧範囲はスタッフの権限で制御します。

  • 相談の文字起こし・電子署名

    相談室の会話を文字起こしし、同意書への電子署名を記録として残します。カルテへの反映は、担当者の確認後に行います。

  • 経営レポートの自動化

    日次・週次・月次の経営レポートをPDFで自動作成します。数値は分析プログラムが計算し、AIは解釈のみを担当。推定値は区別して表示します。

  • 呼び出し・院内放送・院内メッセンジャー

    診察室の呼び出しや定時案内を音声(TTS)で流します。スタッフ間の連絡は院内メッセンジャーに集約し、患者に関する会話が外部のメッセージアプリに出ないようにします。

サーバー・ネットワーク・運用

  • 病院の規模に合わせた、AI推論サーバー・仮想化サーバー・冗余構成の設計
  • UPSと連動した順次シャットダウンと、停電後の自動復旧
  • バックアップ、復旧確認、監視アラート
  • 小規模な構成から始めて、必要に応じて拡張
  • VLAN・Wi-Fi・CCTVのネットワークをまとめて整備・管理
  • NFCによる出退勤記録と、勤務時間・時給の自動計算
  • 機器やアクセスの異常を知らせるアラート

患者データを守る設計方針

  • 院内での稼働が基本:音声・書類・診療関連のデータは院内サーバーで処理し、外部のAIサービスには送りません
  • 業務によって外部サービスのほうが適している場合は、どのデータが院外に出るかを先にお伝えし、病院が判断します
  • 読み取り専用の連携:AIはカルテソフトに書き込まず、整理と提案までを担当し、記録はスタッフが確認してから行います
  • スタッフの役割ごとにアクセス権を分け、閲覧・修正の履歴を残します
  • VLANによる分離、管理者の接続経路の制限、多段階認証でネットワークとアカウントを分けます
  • 録音や文字起こしの保存期間と廃棄の基準は、病院の方針に合わせて設定します
  • 適用される法令は機関によって異なります。本ページは法的助言ではなく、構築前に病院と一緒に確認します

1つの業務から始めて広げる

  • ステップA(単一業務):保険書類の照合や通話要約など、最も時間がかかる業務を実際の院内データで検証
  • ステップB(院内統合):電話、書類、検索、呼び出しを1つのポータルにまとめ、AIサーバー、バックアップ、UPS、ネットワーク、スタッフアカウントを整備
  • ステップC(病院全体):相談の文字起こし、電子署名、レポート、メッセンジャーを加え、冗余化、監視、カルテソフトとの読み取り専用連携を整備
  • 機器と範囲はモジュール数、同時利用者数、連携するシステムで変わり、現状診断のあとお見積りでご案内します

進め方

  • 現状診断:診療科、スタッフの業務の流れ、保有機器、カルテ(EMR)の環境を確認します
  • 優先業務の選定:最も時間がかかる業務を1〜2つ選び、確認する指標を決めます
  • 構築・検証:実際の院内データで構築し、スタッフが正誤を判定する検証画面で精度を測ります
  • 拡張・引き継ぎ:検証できた業務から順に広げ、スタッフ教育と運用手順を引き継ぎます
  • 運用・保守:監視、モデルやソフトウェアの更新、障害対応を支援します

よくある質問

患者の情報は院外に出ませんか?

音声、書類、診療関連のデータは院内サーバーで処理し、外部のAIサービスには送らない構成を基本とします。業務によって外部サービスのほうが適している場合は、どのデータが送られるかを先にご説明し、病院が判断します。適用される法令は機関ごとに異なるため、構築前に一緒に確認します。

AIがカルテや管理ソフトを直接書き換えますか?

基本設計は読み取り専用です。AIは読み取り、整理、提案までを行い、記録への反映は担当者が確認してから行います。

使用中のEMR・カルテソフトと連携できますか?

データベースの読み取り、ファイル連携、画面連携など、可能な方法はソフトの種類とメーカーのデータアクセス方針によって異なります。連携が難しい場合は、連携なしで始められる業務から提案します。サービスが終了したEMRの既存データについては、別のサービスで移行を支援します。

範囲や費用はどのように決まりますか?

業務の範囲、同時利用者数、使用するモデルの規模、連携するシステムによって機器と構築範囲が変わるため、ここでは一律の金額をご案内していません。実際のデータで1つの業務を検証する段階から始められ、現状診断のあと範囲に応じてお見積りをお送りします。

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